滋賀のオーダースーツショップNEO-MODAが教えるスーツに使われるボタンについて

2018.07.30

  1. フラットボタン(Flat Button): フラットボタンは、一般的なスーツやジャケットによく使われるボタンの一つです。その名の通り、平らな形状をしており、薄くてシンプルなデザインが特徴です。通常、ポリエステルやプラスチックで作られ、色はスーツの生地に合わせて選ばれます。フラットボタンは、カジュアルからビジネスカジュアルなスーツに適しています。

  2. ドームボタン(Dome Button): ドームボタンは、フラットボタンと似ていますが、より丸みを帯びた形状をしています。ドーム状の凸部分が特徴で、フォーマルなスーツやジャケットによく使われます。ドームボタンは、通常、スーツの襟や袖口、ポケットなどに使用され、シンプルで洗練された印象を与えます。

  3. シャンクボタン(Shank Button): シャンクボタンは、ボタンの裏側に縦に突き出た突起(シャンク)があるタイプのボタンです。この突起により、生地とボタンの間にスペースが生まれ、スーツのフロント(前面)にしっかりと留めることができます。シャンクボタンは、フロント部分に使用されるダブルブレストスーツや、厚手の生地に適しています。

  4. カフリンクス(Cufflinks): カフリンクスは、袖口(カフス)を留めるための装飾的なアイテムです。スーツの袖口にはボタンホールがあり、カフリンクスを通して袖口を留めることで、スーツの袖がきれいに整えられます。カフリンクスは、通常、ビジネスフォーマルな場やフォーマルなイベントで着用されるドレスシャツによく使われます。

  5. カバードボタン(Covered Button): カバードボタンは、スーツの生地で覆われたボタンです。生地と同じ素材でカバーされるため、スーツのデザインに調和しており、シンプルでエレガントな印象を与えます。カバードボタンは、特にドレスシャツやフォーマルなジャケットで見られます。

  6. クリケットボタン(Cricket Button): クリケットボタンは、トラディショナルなジャケットやスポーツコートによく使われるボタンです。クリケットボタンは、通常、深い色合いやトーンで作られており、ハンターグリーンやネイビーブルーなどが一般的です。カジュアルで風変わりな雰囲気を演出するのに適しています。

  7. ホーンボタン(Horn Button): ホーンボタンは、天然素材である動物の角(主に牛の角)から作られるボタンです。ホーンボタンは独特の模様と温かみのある色合いが特徴で、自然素材の風合いを生かしたスーツに使用されます。

  8. メタルボタン(Metal Button): メタルボタンは、金属製のボタンで、シンプルかつ洗練された印象を与えます。シルバー、ゴールド、真鍮などのメタルボタンがあり、ロックスーツやビジネススーツに使われることがあります。ただし、夏場には熱を吸収しやすいため、暑い気候の地域では避けることがあります。

以上が一般的なスーツに使われる主なボタンの種類です。スーツのデザインや用途によって適切なボタンを選ぶことで、スーツのスタイルや印象を上手に演出することができます。ボタンは細かなディテールですが、ファッションにおいて重要な役割を果たす要素の一つです。

滋賀のオーダースーツショップネオモーダでは、オーダースーツの生地はもちろんのこと、スーツに使うボタンも多く取り揃えております。スーツをオーダーする時、生地や裏地だけでなく、ボタンにも拘って選んで頂けると、オーダースーツを作ることがもっと楽しくなると思います。

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