2019.07.08
滋賀のオーダースーツショップネオモーダです。今回は、スーツを着用するのに絶対に必要になってくるシャツに関する豆知識をお教えしたいと思います。
シャツにもフォーマル、正装、カジュアルと分類されているのは、ほとんどの方が知らないはずです。そして、結婚式やお葬式など正装で行く時によく見かけるその分類を知らずにマナー違反な着こなしについてお話ししたいと思います。
はじめに答えから言うと、ボタンダウンシャツとクレリックシャツはカジュアル扱いのシャツであって、正装ではないと言うことです。ボタンダウンシャツとは、シャツの剣先(襟の先端)をボタンで留めるタイプのシャツで、クレリックシャツとはカラー(襟)とカフス(手首のボタンを留める芯の入った部分)がベースとなるシャツの生地と異なる生地で作られたシャツのことを言います。
既製服のスーツを販売する量販店では、店員さんがオシャレなシャツとして勧めてくることもありますが、ボタンダウンシャツはカジュアルな装いであり、クレリックシャツに関しては、その起源が古くなり襟やカフスが敗れたり、色が変色して来たときに普段着用として別の生地でカラーとカフスのみを付け替えたことに始まりますので、正装として見なされないのはご理解いただけると思います。
現在では、それがオシャレなシャツのデザインの一つのようになっていますが、本来の意味を知った上で着用していただきたいと思います。
NEO-MODA(ネオモーダ)
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