2018.07.22
滋賀のオーダースーツショップNEO-MODAです。
オーダースーツのデザインを決めるときに、襟の形や、ボタンの数などを決めていきますが、その中で袖口の使用で本切羽や本開きと言われる仕様があることはご存知でしょうか。
本切羽とは、スーツの袖口のボタンが本当に開くようになっているデザインのものです。既製品のスーツにはあまりついていなく、オーダースーツによくつけられるデザインですが、この本切羽の言葉の語源について調べてみましたので、皆さんにお教えしたいと思います。
「本切羽」(ほんせっぱ)は、和服である着物や浴衣などの袖口の部分に見られる特徴的なデザインのことを指します。着物の袖口に見られる「本切羽」は、その形状やデザインによって様々なバリエーションがありますが、一般的に次のような特徴があります。
原義: 「本切羽」の「本(ほん)」は「真ん中」という意味で、「切羽(せっぱ)」は「袖口」という意味です。つまり、「本切羽」とは着物の袖口の中央部分を指す言葉です。
袖口の形状: 本切羽は、着物の袖口が手首のあたりまでの長さであることを示します。つまり、手を抜きやすく、日本の四季に合わせた適度な長さの袖口を持つ着物のことを指します。
デザイン: 本切羽は、袖口に見られるデザインの一部です。着物の袖口にはさまざまな装飾が施されることがありますが、特に本切羽部分には模様や刺繍、テープなどが施されることがあります。
紐との結び方: 着物を着用する際には、袖口の本切羽部分に紐(帯揚げ紐)を通し、袖をまくることで袖丈を調節することができます。これにより、季節や場所に応じて袖丈を調整し、より快適に着物を着用することができます。
着物は日本の伝統的な衣服であり、季節や場面に応じたデザインや装飾が特徴的です。本切羽も着物の特徴の一つであり、着物文化の魅力を表現する要素の一つとして重要な役割を果たしています。また、浴衣などのカジュアルな和服にも本切羽が見られることがありますが、着物に比べると装飾やデザインがシンプルであることが一般的です。
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