2020.08.23
滋賀県彦根市にございますオーダースーツショップNEO-MODAです。
ネオモーダは、結婚式の貸衣裳店も別会社で運営しており、結婚式を迎えられる多くのカップルの方もお相手させて頂いております。
オーダースーツのお仕事をさせて頂いている身として、日本のブライダル業界では大きな間違いがあります。
結婚式での新郎衣装のことをタキシードを呼んでいますが、それは間違いなのです。
タキシードと呼んでいる新郎の装いは日本にだけ存在する婚礼衣装で、いわばセレモニースーツです。
では、本当のタキシードがどのようなものなのかご説明したいと思います。
タキシードは、フォーマルな男性用の服装として広く知られており、特に様々な重要な社交場面で着用されることが一般的です。この服装には歴史的背景や慣習、デザイン、着用方法、意義、そして変遷が含まれています。以下では、タキシードに関連するこれらの要素について詳しく解説します。
タキシードは、19世紀後半のイギリスで生まれたフォーマルな男性用の服装です。その起源は、スコットランドのリージョンであるタキシードで行われた狩猟やアウトドア活動に遡るとされています。この地域の名前がこの服装の名前の由来となりました。
初めてタキシードが公に登場したのは、1886年、アメリカ合衆国のニューヨークで行われた「タキシードパーク」での晩餐会でした。このイベントで、富裕層の間でタキシードが注目を浴び、以後、フォーマルな場面での男性用の服装として定着していきました。
タキシードは、ジャケット、ズボン、シャツ、ボウタイ、時にはベストという基本的な要素から構成されています。ジャケットは一般的に黒が基調で、襟や袖口にサテンやシルクの飾りが施されています。ズボンはジャケットと同色であり、ストライプ入りのものが一般的です。
シャツは通常、白や淡い色が選ばれ、ブレークラインカラーと呼ばれる特有の襟型が特徴的です。ボウタイは黒や深紅などの色がよく用いられ、結び方も特有の方法で行います。ベストは任意であり、ジャケットの下に着用することが一般的です。
タキシードは、フォーマルな社交場面や特別なイベントで着用されることが一般的です。結婚式、パーティ、舞踏会、歌劇、演奏会、映画のプレミアなど、公的な場面や特別な祝祭日、記念日などで多く見られます。特に、結婚式では新郎がタキシードを着用することが一般的であり、これは伝統的な慣習として定着しています。
また、タキシードは一部の職業、例えばホテルのフロントスタッフや航空会社の客室乗務員などが制服として着用することもあり、サービス業界でも一定の地位を占めています。
タキシードは時代とともにデザインの変遷を遂げてきました。初期のタキシードはシングルブレステッドで、黒が主流でしたが、現代ではピークドラペルやショーンラペル、ダブルブレステッドなどのデザインが広まっています。また、カラーや生地、ディテールにも変化が見られ、ファッショントレンドと共に進化しています。
タキシードを着用する際には、正しい着用方法とマナーが重要です。ボウタイの結び方やジャケットのボタンの留め方、ズボンの長さなどに注意が必要です。また、タキシードを着用する際には、礼儀やマナーを守ることが重要です。他の人々への配慮や丁寧な振る舞いが求められます。
タキシードのデザインや着用方法は地域によって異なる場合があります。たとえば、アメリカではシングルブレステッドが一般的で、英国ではピークドラペルが好まれる傾向があります。また、個人の好みや体型に合わせてカスタマイズされたタキシードが多く制作され、そのために専門のテーラーやブティックでのオーダーメイドが一般的です。
ネオモーダでは、結婚式で新郎様が着用されるセレモニースーツや列席者が着用するフォーマルウェアのオーダーも承っております。
お洒落なセレモニースーツがなくお探しの方や、海外やリゾートで挙式をして、披露宴を地元で行うというレンタルする回数が多い新郎様にオシャレなセレモニースーツをご提案致しますので、滋賀のオーダースーツ専門店ネオモーダまでご一報ください。
NEO-MODA(ネオモーダ)
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