2020.09.20
滋賀県彦根市で創業20年を超えるオーダースーツ専門店ネオモーダです。
ネオモーダでは、メンズのオーダースーツを中心に、レディースのオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーコート、オーダー靴、オーダネクタイなど多くのオーダーアイテムをご用意しておりますが、オーダースーツと一緒に一番お買い求めいただくことの多いのがオーダーシャツです。
オーダーシャツとは、すなわちカッターシャツのことですが、滋賀のオーダースーツショップがそのカッターシャツの歴史についてお話ししたいと思います。
カッターシャツの歴史は、服飾産業とテーラリング技術の発展と深く関連しており、長い時間をかけて進化してきました。以下では、カッターシャツの歴史を時代ごとに分けて詳しく説明します。
カッターシャツのルーツは古代に遡ります。古代エジプトや古代ローマ時代には、リネンやウールの布地を身にまとうシャツのような服が存在していました。これらは縫い目が少なく、簡素なデザインでしたが、基本的なシャツのアイデアの萌芽と言えるものでした。
中世になると、ヨーロッパで衣服の制作技術が進化し、職人たちが縫製技術を磨いていきました。この時期のシャツは、裾が長く、外套のようにも着られる形状が一般的でした。
ルネサンス期になると、服飾の重要性が高まり、洗練されたスタイルのシャツが登場しました。衣服のデザインや装飾が豊かになり、特にヨーロッパの貴族や富裕層は、シャツに贅沢な素材や装飾を施しました。
18世紀には、シャツの襟や袖口にレースやフリルが使われるようになり、ファッションの一部として定着しました。
19世紀になると、産業革命によって服飾産業が大きく発展しました。これにより、大量生産が可能となり、シャツの普及が進みました。また、シャツのデザインや製造技術が進歩し、より洗練されたスタイルのシャツが作られるようになりました。
特に、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、タキシードやモーニングコートなどのフォーマルウェアと一緒に着られるシャツが注目されました。これらのシャツは、蝶ネクタイやカフリンクスと合わせることで、紳士の装いを完成させる要素となりました。
20世紀に入ると、シャツはビジネスファッションの一部として広く受け入れられるようになりました。特に、白シャツがビジネススーツと組み合わせて一般的なスタイルとなり、職場でのスタンダードとされています。
カッターシャツは、テーラリング技術の進化やデザインの多様化、そして素材の革新によって、現代においても多くの人々に愛用されています。伝統的な白シャツのほか、様々な色や柄、素材が取り入れられ、ファッションの一環として幅広いバリエーションが存在します。
現代では、カッターシャツは個人のスタイルや好みに合わせてカスタマイズできるオーダーメイドが一般的になっています。ネット上での注文や3Dスキャンを活用した採寸、テーラーとの相談を通じて、自分だけのシャツを手に入れることが可能です。
また、サステナビリティへの関心が高まる中で、環境にやさしい素材や再生可能な素材を使用するなど、持続可能なファッションの流れも影響を与えています。
カッターシャツの歴史は古代から現代に至るまで、服飾産業とテーラリング技術の進化と共に進んできました。現代では、オーダーメイドやサステナビリティの観点からも多様なカッターシャツが提供されており、多くの人々に愛用されています。
滋賀県でオーダーシャツをお探しのお客様は、彦根市にありますオーダースーツ専門店ビスポークテーラー ネオモーダまでお問いわせください。
NEO-MODA(ネオモーダ)
彦根店:滋賀県彦根市本町1-6-26TEL. 0749-22-3500
京都店:京都府京都市東山区夷町158 神宮道ビル2FTEL. 075-754-0210
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